古屋圭司通信

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北朝鮮により拉致された疑い濃厚のデービッド・スネドン氏の決議が、昨日米国上院本会議にて全会一致で採決された。

私がかつて拉致担当大臣を務めていた際に、米国国務省高官や北朝鮮担当特別代表等に働きかけたが、中国からの情報をもとに【証拠がない】と頑なに拒否。

日本も一時期は、政府も日本人拉致を認めることに消極的だったが、議員連盟を立ち上げ、横田めぐみさんの母早紀江さんが、健気に訴える姿がメディアに流れたことも相俟って、政府を動かし拉致認定に繋げた経緯がある。

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この教訓をもとに、私が大臣退任後に党の拉致対策本部長に就いた後に、度々ワシントンを訪問し議員外交として100人近い上下両院議員本人にスネドン氏の拉致決議をしてほしいと訴えてきた。

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すでに、下院では決議がなされていたが、今回上院本会議でも議決がなされたことは、拉致問題でも米国と真の連携していくためにも意義がある。

この取り組みの過程で、ワシントン日本大使館の外交官には精力的に協力してもらった。

日本側議員から米国側議員に具体テーマで議決を要請し実現したのは初めてだという。

もちろん安倍総理も自ら言及しているよう、日朝首脳が向き合って日本人拉致問題解決していかなくてはならないが、トランプ・安倍連携のもとに、自国民拉致という問題を共有して、今後もあらゆる手段を尽くして拉致解決につなげる!

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【写真は、これまでの米国議会への働きかけ、兄マイケルスネドン氏となど】

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