古屋圭司通信

DSC01502.JPG この度の、ワシントン出張報告を3回に分けていたします。(写真:ヒル国務次官補との会談)
 14日の成田空港で、拉致家族会の横田滋代表、平沼赳夫拉致議連会長らとともに記者会見に臨んだあと、一路ワシントンに飛んだ。
 今回の訪米の目的は、米国が現在北朝鮮に対して課している「テロ支援国家指定」の解除を行なわせないために、政府関係者はもとより、議会関係者に強く要請活動することである。もし、解除されることになると拉致問題の解決は大きく後退してしまう懸念があるからである。
11月14日
10時00分  ワシントンダレス空港着。ホテルにチェックイン。関係者と打ち合わせ
12時30分  加藤駐米大使、斉木公使とともに情勢分析を行なう
15時00分  ジェフリー大統領補佐官とNSC(国家安全保障会議)にて会談
17時00分  ヘリテージ財団上級研究員タシック氏と面談。ヘリテージ財団は共和
        党系のシンクタンクで、政治的政策的に大きな影響力を持っている
19時00分  北朝鮮自由連合(北朝鮮の人権問題を取り組んでいる全米ネットワー
        クのNGO)ショルティ氏らとの夕食会。
11月15日   
09時30分  ロスレイティーネン下院議員会談(連邦議会にて)。
10時45分  ブラウンバック上院議員会談(連邦議会にて)。
12時00分  ヒル国務次官補(国務省にて)
13時30分  ローラバッカー下院議員(連邦議会にて)
16時00分  ラヴィッチ副大統領補佐官(副大統領府)
17時30分  記者会見(ナショナル プレスセンターにて)
19時30分  「拉致被害者家族会」ならびに「救う会」幹部らと夕食会
11月16日  
11時00分  ワシントンダレス空港より帰国の途に。
11月17日
16時30分  成田空港にて記者会見
IMG_4149.JPG 以上が、今回の米国訪問のスケジュールであるが、極めてタイトな日程の中、精力的に関係者に訴えることができたと思う。 
 今回のように、超党派の議員連盟で、一つのテーマを対象に議員外交を実行したのは、ほとんど例がないのではないかと思う。その意味で、米国側関係者に我々の意思は伝わったのではないかと考える。
 おしなべて、議会関係者は、我々の主張、即ち北朝鮮へのテロ支援国家解除をすべきでないということ、に賛同の意を示した。

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