日華議員懇談会 台湾のWHO総会参加を支持
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2019年05月16日
日華議員懇談会 台湾のWHO総会参加を支持
WHO(世界保健機関)は194か国が連携し、すべての人々が最高水準の健康に恵まれることを目的として活動。
しかし、台湾は2009年から8年連続でWHO総会へのオブザーバー参加をしていたが、2017年から本年まで招請状が届かず、参加できない状況が続いている。
保健衛生分野に国境はない。WHO憲章にも「人種、宗教、政治信条などに差別されてはならない」とはっきり掲げられている。
よって、台湾がいかなる政権であっても、保健衛生分野の豊富な知見・経験を持つ台湾の参加を妨げるべきではない。
日台の人的往来は年間673万人を突破。
国際化が進む中、公衆衛生危機対応の連携強化がより一層不可欠で、防疫に係る望まない空白地域をつくってはならない。
私が会長を務め287名の国会議員が所属する「日華議員懇談会」(台湾とは正式な国交がないので重要な外交チャネル)は、厚生労働省、外務省も出席し緊急役員会を開催。
台湾のWHOオブザーバー参加支持する決議を行った。
5月20日からジュネーブで開催のWHO総会まで、日本政府が台湾参加支持を表明する米・英・仏・EU等と緊密な連携をし、WHOへの強力な働きかけを行っていく。
その後すぐに、台北代表処の謝長廷代表(大使)に決議を報告し手渡す。
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