九州視察二日目
昨日視察した反対側から、雲仙普賢岳周辺を視察。
平成三年の火砕流で被災した小学校校舎を視察。添付した当時の写真では火砕流は目前に迫っているように見えるが、実際は500メートルほど離れている。
この写真を撮った数ヶ月後に火砕流による熱風が学校を襲うが、既に生徒は避難後のため人的被害なし。
砂防堰堤工事はほぼ完成している。
溶岩ドームは極めて不安定で、地震により容易に土石流として街を襲う可能性あるので、写真のような堰堤が必要なのだ。
その後はフェリーで熊本港に移動。
どしゃ降りの中、熊本地震により被災した阿蘇大橋地区を視察。
地震により緩くなった地盤の土石流対策として、国直轄堰堤を視察。
また地震&崩落により流出した橋の架け替え工事現場も視察。
いわゆる『やじろべえ工法』により結合した誤差は、500メートルで1センチ未満。
日本の技術の高さを象徴。
というわけで、熊本空港経由東京に。