（一社）太平洋協会の北野貴裕会長来訪。北野氏は長野に本社を置く北野建設の社長でもあり、従前から太平洋島嶼国（十四か国）へのご支援をいただいている。来年夏には伊勢志摩にて三年に一度開催される太平洋島嶼国サミット（PALM）が開催される予定。日本はじめ東アジア諸国の安全保障上からも太平洋島嶼国は極めて重要な地域であり、森総理の時代にPALMを始めた経緯があり、いわば島嶼国サミット産みの親だ。
そこで北野会長から「森喜朗記念太平洋賞」を創設したいとの相談に。私が会長を務める太平洋島嶼国友好議員連盟においても、この創設と運営への支援をしていきたいと伝える。

午後には、台北駐日代表処の蔡公使らが来訪。来月台湾双十節（建国記念）式典に合わせ開催している「玉山フォーラム」に、今年はコロナ問題で訪台が叶わないので、フォーラム向けのビデオメッセージを収録。１０月８日の開催時には、リモートで私自身も講演をさせていただく予定。なお、このフォーラムは蔡英文総統自身も基調講演を例年行っており、世界からも多くの関係者が参加している。

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