本日、福島第二原発内にて、警察庁と海上保安庁との合同訓練を実施し、国家公安委員長として、原発テロ対処合同訓練を視察した。
一部では、原発の警備は手薄であるとの批判があるが、その不安を払拭するためには、メディアにも公開していかに真懸に訓練を実施しているかを理解してもらうこともその目的の一つである。
現地天候は雨天で雲が低く立ち込めていたが、むしろこのような悪条件下での訓練に意義がある。
訓練は、海上におけるテロリスト制圧、着岸中の船舶におけるテロリスト制圧、陸上におけるテロリスト制圧の3つのパターンで実施。
今回初めて、海上保安庁特殊部隊(SST)と警察の銃器対策部隊、そしてSAT(特殊部隊)も加わり合同訓練を実施。悪天候のなかヘリコプターからの降下など、日頃の訓練がいかに過酷かがよく理解できる訓練だったと実感した。
尖閣諸島の警備問題も考えると、警察と海上保安庁との連携強化は極めて重要だ。
今後は、警察、海上保安庁に加え自衛隊も参加した合同訓練を実施すべきだ。
関係者と相談して実施に向けて取り組んでいく。
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