古屋圭司通信

古田岐阜県知事と御嵩町町長から亜炭鉱対策についての要望

近年亜炭鉱廃坑の陥没事故が多発している岐阜県御嵩町の町長と古田岐阜県知事から、亜炭鉱対策についての要望を頂きました。
同町では、戦中、戦後と国策として亜炭鉱を乱獲した結果、市街地の下に廃坑の空洞が広がっており、地震発生時には陥没の危険を抱えています。

基金を活用したこれまでの対策では事故後の復旧事業に取組みが限定されていることから、新たに災害時の避難所や学校等の公共施設を対象にして予防的に空洞を充填することを支援してほしいとの要望でした。
亜炭鉱廃坑については、同町以外にも同じ問題を抱えている自治体が多数ありますので、知事会等のご意見も聞きながら政府としてどのような支援ができるか検討してまいります。

 

巨大地震対策についての記者会見

また、南海トラフ巨大地震対策についての最終報告を取りまとめて頂きましたので、本日、対策検討WG座長の河田関西大学教授とともに記者会見を行いました。政府としては、今回の報告を踏まえ、南海トラフ巨大地震対策の大綱や具体的な行動計画を今年度中のできるだけ早い時期に策定する予定です。

引き続いて夕方には官邸で経済財政諮問会議に出席し、担当大臣として国土強靭化に関する現状の報告を、総理をはじめとする諮問会議委員に行いました。「レジリエンス・ジャパン」計画も着実に前進しています。

 

 

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