「4K問題」に自民対案
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2010年03月07日
「政権が抱える大きな問題点は4つ。経済の成長戦略の欠如、基地問題に象徴される安全保障、日教組に支配される教育、そして国家間の欠如」と指摘するのは自民党の古屋圭司衆院議員。頭文字から「4K問題」と呼び、「自民党ならこうするという政策を提案していく」と力を込める。
北海道教職員組合の不正資金提供事件にからみ「教育に携わる人間が就業時間中に政治活動をしている実態は異常。教育公務員特例法に罰則規定を入れる法案を今国会に提出する」と意気込む。
政府、与党が検討する永住外国人への地方選挙付与法案には「安全保障の意識や国家間の欠如の表れ」と批判する。2月末には党務で日本最西端の沖縄・与那国島を視察に訪れ、地元町長らと意見交換。人口が減る中、自衛隊誘致の是非が争点になった町長選の当落が小差で決まったことなどを踏まえ、選挙権付与による影響を危惧する。
党改革にも積極的で1月に「派閥を超えた闘う政策集団」として新グループ「のぞみ」を結成。「自民党は変わったと認識してもらうことが信頼を回復していく唯一の手段」と意欲を示す。
(3月7日 岐阜新聞朝刊)