大島調査
政府調査団団長として台風26号で多くの犠牲者を出した大島町を調査。自衛隊へりにて上空から視察のあと、被災現場を調査。消防、自衛隊、海保、警察、土木関係者が必死に行方不明者の捜索を続けている姿には頭が下がる。

現場をみて改めてなぜ避難勧告や指示が出せなかったのか、極めて残念だ。多くの犠牲者を出した地区の数百メートルのところに小学校の避難場所があるのだ。また、土石流が発生する１６日未明の前夜１５日１８時には、土砂災害警戒情報が発表されており、大島町地域防災計画でも、その場合は住民に自主避難を促すことになっているがその指示は出ていない。

今日現場視察のあと、同行の内閣府審議官を責任者に任命して、「現地災害対策室」を立ち上げ関係省庁、東京都、大島町関係者で今後の適切な対応にあたる。今夜も雨が予測されており、また台風27号による二次災害が懸念される。適切な避難指導や情報提供を徹底する。改めて、お亡くなりになった方へのご冥福をお祈りし、被災された方にお見舞いを申し上げる。

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