古屋圭司通信

敬老会の意義

カテゴリー:地元の活動

2010年09月20日

今月は敬老会の季節。私の地元でも多くの敬老会が開催されている。今年の夏は本当に暑かったので高齢者にとってはきつい季節だったが、参加しているお年寄りは皆元気そうで私の話を聞いてくれた。
 皆さんの礼儀正しさには改めて敬意を表したい。やはりかつての教育勅語の「父母に孝行し、兄弟は仲良くし、夫婦は協力し合い、友人は信じあい、人には恭しく、自分は慎ましくして、広々と人々を愛し、学問を修め、仕事を習い、知能を伸ばし、徳行・能力を磨き、進んで公共の利益に奉仕し、世の中のために尽くし・・・」を実践していたからだろう。教育勅語には誰もが良心的に認めることのできる普遍的な真理性が存在し、世界に誇る道義大国を作り上げたことを否定してはならないと思う。
 今の高齢者が戦後日本の黎明期をしっかりと支えていただいたことを感謝し我々戦後生まれ世代は忘れてはならない。
 しかし、このような敬老会を開催できる自治会は年々少なくなってきているという。 
 最近は生死不明の高齢者がニュースをにぎわしているがこれも自治会や地域の連帯が無くなってきていることが原因なのではないか。
 改めて地域や家族の絆の大切さを実感した。社会全体で我々が培ってきた良き精神文化をしっかりと守っていく必要がある。
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