古屋圭司通信

広島土石流災害その3

カテゴリー:国務大臣

2014年08月21日

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朝一で、もっとも被害が大きかった安佐南区八木地区を視察。

現在も警察・消防・自衛隊による必死の捜索が行われているので、近隣のビル屋上から被災現地を視察。

双眼鏡で見てもその被災の大きさと範囲の広さを実感。

現地対策本部の責任者から現在の捜索状況を聴く。

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<広島土石流災害その2>でも指摘した土砂災害防止法に規定する「イエローゾーン」(土砂災害警戒地域)指定がなされていなかった地域だ。

指定することで、 住民の皆さんへの避難訓練をはじめ、住民自らも災害の際には危険であると認識することにより、結果として早目の避難につながるのだ。

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県によって指定状況は大きく異なるのが現実。

また、メディアでも報道されている通り、避難勧告や指示が遅れたことも問題。

昨年の大島災害を教訓に防災担当大臣として、「空振りを恐れずに首長は早目の勧告・指示を!!」と訴えてきた。

かなり浸透してきたが残念ながらその対応が遅れたことは事実だ。

これから、東京にもどり政府災害対策本部、党災害対策本部に出席のあと、官邸で総理に報告予定。

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