キューバ革命を成功させ、50年近く国家元首を務めたカストロ元国家評議会議長が亡くなった。
心から哀悼の意を表したい。
私は25年前に当選一回生の議員として初めてキューバを訪問。
カストロ氏に面会し人間的魅力に引かれ、社会主義という統治機構を超越して議員連盟を作った。
三塚博会長引退をうけ、その後、会長を務めている。
保守主義の古屋さんが何故キューバ議員連盟会長に、とよく聞かれるが、このような背景があるのだ。
日本とキューバは友好的な関係を築いており、議員連盟として、短期債務の解決や文化振興に取り組んでいる。
もっとも印象に残っているのは、2000年にキューバを訪問し債務問題の解決交渉の最終段階でカストロ自身の手書きによる条件のペーパーを自らのポケットから取りだし提示。
これを受け入れ、合意に至ったことだ。
最後に会ったのは、昨年1月に私邸を訪ねた時。
ジャージー姿のフィデル氏との写真を載せます。
現役のころからこの質素な家に住み続けていることも、国民が信頼し続けたことにつながるのでしょう。
心からご冥福を祈る。
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