安倍総理辞任に関して
カテゴリー:議員活動
2007年09月12日
一昨日の所信表明をうけて、代表質問が行なわれようとした本日午後一時前、安倍総理が突然の辞任を表明した。
安倍総理には、テロ特措法が期限を迎えるとき、国際公約としてのまた日本のシーレーンを守るという安全保障上の観点から総理自らの責任において、毅然たる姿勢でこの窮地を乗り越えていくことを望んでいたが、この時期に突然辞任表明したことは誠に残念である。また、安倍総理の辞任記者会見で、国民の皆さんに突然の辞任に対するお詫びがなかったことも残念である。しかし、安倍総理が様々な重圧により、心身共に限界を超えていたのであろう。
後継総裁を選ぶ総裁選挙は、14日告示、23日投票で行なわれることが決定された。衆参両議員と各県連の代表者による投票となる。広く党員も参加して行なわれるのが筋だが、今回の緊急事態では致し方ないことと考えている。しかしこの上は、堂々と総裁選挙を行なって新総裁のもと、一致結束して難局に臨んでいく以外にないと念じている。
私自身も、自民党に籍を置く国会議員として、今回の突然の辞任に対し国民の皆さんに率直にお詫び申し上げたい。あえて言わせていただければ、総理・総裁の地位は孤独で、想像を絶するストレスを克服する健康と鉄の意志と確固たる理念が必要であるということを改めて認識した。