メディアでは、世界各国で香港や新疆ウイグル地区問題に関する報道が連日行われています。
民主主義・法の支配・基本的人権の尊重という価値観を共有する国々にとっては深刻な人権侵害と映っているのです。
今から遡ること7年前の2012年5月に、私が会長を務める新疆ウイグル議員連盟主催で世界大会を計画していたところ、当時の駐日中国大使の程永華氏から「中国のチベット、中国の新疆について」というタイトルで多くの日本国国会議員に手紙が送られてきました。長文故その結論のみを①,②の通り添付します。一言でいうと日本国国会議員への脅迫と言えるものでした。
そこで、我々は速やかに46名の同志議員から賛同をとり(当時自民党は野党で衆議院議員は120名程。)、配達証明付きにて③の通り抗議文を送り返しました。またテレビ報道番組にて中国側からの手紙と我々の抗議文を公表しました。
その上で、予定通り憲政記念館にて「新疆ウイグル問題世界大会」を開催しました。
しかし、その後中国側からは一切の抗議等はありませんでした。これが当時のファクトです。これ以上の論評は控えますが、あとはご覧いただいた皆さんで真剣に考えていただければ幸いです。