いわゆる「線状降水帯」状態になると豪雨が長く続くので果たして今回はどうかがポイントだったが幸いにして11時40分には特別警報が解かれた。数日前からの豪雨が続いた下呂市や高山などは飛騨川氾濫、道路崩落や土砂災害等が発生し1800世帯が孤立状態となっているが、深刻な事態には及んでいない。また人的被害は報告されていない。恵那市や中津川市、瑞浪市では倒木などの若干の被害は出たものの大きな被害は免れた。

岐阜県の県土の８０％は山であり豪雨災害対策は長年地道に取り組んできている。私の選挙区においても砂防堰堤や防災ダムなど普段一般市民が目にすることはない施設を着実に整備していることで、災害防止に役立っているのだ。因みに定期的に自治会や小中学生などに工事現場を視察していただいているが、視察した皆さんは「このように目に見えないところで市民の安全が守られているのですね。」と。