古屋圭司通信

政府の無責任な津波推計報告

カテゴリー:議員活動

2012年04月03日

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今日の自民党役員会で、指摘をしたことがもう一点。

過日地震による津波高を推計した報告が政府より発表されたが、いかにも唐突感あり。

地震学者による過去のデータだけでなく、地殻変動はじめとする調査をスーパーコンピュータを駆使して詳細かつ総合的に判断したのかも疑問。

このような発表は、パニックを引き起こすことになりかねない。

今度の報告書を見ても50mメッシュで計算したが、4月以降には10mメッシュで推計を行うという。

今日の、自民党国土強靭化委員会でも政府の答弁は、「また津波の推定高が変わることもありえる」との信じられないものだった。

浜岡原発は以前の政府予測に基づき、18mの防波壁工事が佳境を迎えているが、これさえも無意味なものとなりかねない。

政府の無責任さにはあきれるばかりだ。

菅前総理の原発事故直後の冷静さを欠いた前後の見境のない強引な現地視察と同じノリだ。

厳しく追求すべし。

“政府の無責任な津波推計報告” への1件のフィードバック

  1. 鈴木 正志 より:

    私も今回の政府発表の津波高さには疑問を抱いております.どのような条件で,どのようなデータに基づき,また,計算方法はどのようにして行ったのか.徹底的に追求するべきと考えます.

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