古屋圭司通信

 昨日から予算委員会が始まった。
 自民党は谷垣総裁や石破政調会長らが質問にたった。
 管総理は、完全に守勢に回って答弁も極めて役人的。管氏らしさは影を潜める。
 石破氏からは昔の管氏はもっと元気だったと同情される始末。これではまともな議論にならない。新聞やテレビの論調も管総理の後ろ向きな姿勢を批判している。やはり次期臨時国会以降まで本格論戦はお預けといったところか。
2010_07280003.JPG 私は拉致特別委員会にて質問にたった。
 キムヒョンヒ元死刑囚の来日問題や軸足の定まらない政府の拉致に対する基本方針などを中井大臣らに質問。詳細や映像はこちらをご覧ください。(検索で、8月3日付けの拉致問題特別委員会)
 まともに正面から答えずに答弁が長いのは大臣の個性ですまされることではない。かつて拉致議連の同志としてワシントンに乗り込んだりしたあの当時の姿勢とは別人のようだ。やはり民主党政権での大臣という立場からだろう。
 今回は、参考人として実際にキム氏に会った家族会事務局長増元氏の出席を要請していたが、本人は了解してたものの、民主党の反対で実現できなかった。
 次回の委員会では、家族会や救う会その他関係者をお呼びして委員会を開くように要求している。

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