古屋圭司通信

信じられない話と明るい話

カテゴリー:議員活動

2010年10月07日

 今週から始まった代表質問。
 谷垣総裁と稲田朋美議員が質問にたった。
 当日はノーベル賞の発表と重なったこともあり、報道が少なかったが、菅総理の答弁は歯切れも悪く原稿棒読みで中身もむなしいものといわざるを得ない。
 特に尖閣諸島問題に対する初期対応やその後の処分保留のまま釈放するという取り返しのつかない致命的ミスにもかかわらず「検察の判断を良とした」というような検察にすべてを押し付ける答弁は詭弁以外の何者でもない。
 政治主導とはちゃんちゃらおかしい。
 そしてASEMでの温家宝首相との屈辱的な立ち話(なんと菅総理はこれを会談と呼んでいる)では、まともな通訳もなく日本語→英語→中国語と通訳されており、日本側は本当に正しく通訳されたのかの確認も出来ない有様だったことが判明した。
 何と拘束されている日本人の釈放要求をしなかったという。信じられない話だ。
 そんなお粗末な国会答弁のあとに飛び込んできたGOOD NEWS!!
 根岸英一、鈴木章両氏のノーベル化学賞受賞の知らせ。
 日本人に希望と勇気を与えてくれた。理科離れが叫ばれている現在、多くの若者にはチャレンジ精神を発揮してほしい。ips細胞の山内教授は今回の受賞を逃したが、近々獲ってくれることを期待する。

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