「文化遺産国際協力法」が成立!!
カテゴリー:インタビュー・新聞記事等, 議員活動
2006年06月16日
6月16日の国会最終日に、「海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関する法律(略称は、文化遺産国際協力法)」が成立しました。法案の経緯等の詳細は、私のブログの「世界の文化遺産修復・保護に日本が主導的役割を果たすために」(3/13)のコーナーをご覧下さい。
※写真は、法案成立をうけて、私の事務所を訪問された平山先生とともに。
平成15年末に平山郁夫先生の要請を受けて、2年半検討してきた法案ですので、通常国会で成立したことは、私にとっても大きな喜びです。参考までに、法案の概要を添付致します。
法案概要
今後は、法律の趣旨に基づき、関係省庁・政府関係機関・教育研究機関・民間団体等により構成される「文化財国際協力コンソーシアム」が発足します。コンソーシアムにて世界の文化財保護に関する情報が集約され、わが国の文化財保護のための国際協力が総合的かつ戦略的に実施していくことが可能になります。これこそ、世界一の技術を誇るわが国の修復技術を、日本の「旗」を揚げて主導的に貢献することにつながります。早速、インドネシアの災害により被害を受けている文化財の修復を視野にコンソーシアムにて、計画展開が図られることと期待してます。
また、6月20日付の読売新聞夕刊の記事にも掲載されました。