古屋圭司通信

私が国家公安委員長時代に取りまとめた「交通事故抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する提言」に基づき、その見直しが警察や国交省で始まっている。

日本の警察は刑法犯の検挙率や治安など世界でも高い評価を得ているが、こと交通警察は国民からの評判は必ずしも芳しくない。

8000万人ドライバーのうち年間10%近くは交通違反による反則金や行政処分を経験する。

もちろん違反そのものに問題があることは間違いない。

しかしややもすると取り締まりのための取り締まりになっていないか、真に事故防止につながる取り締まり・納得できる取り締まりになっているか、を検証し「交通事故抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する提言」を取りまとめた。

自民党においても、この報告書に基づき取り締まり・規制見直しをフォローアップしてくこととなり、私が交通規制・取り締まり見直し小委員長に就任し、今日第一回目の会議を開催。

すでに、報告書に基づき、設計速度120キロの高規格高速道路(全国で860キロ)の制限速度見直しが実施される予定だ。

実証実験として第二東名と東北自動車道の一部を段階的110キロ→120キロに上げていく。

また、中央高速の多治見―内津峠間の登坂車線に代わり、早い車が追い越し車線として走行する方式へ実証実験が始まった。

全車線にバランスよく走行されている傾向がでており、渋滞緩和や事故防止に効果がある。
このほかにも、事故多発時間(深夜)や多発地帯での取り締まりの在り方、

生活道路と非生活道路の取り締まりの在り方、取り締まり地点と事故多発地帯とのミスマッチ等々幅広い観点から見直しをフォローしていく。

 

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