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今日の産経新聞の正論への藤井聡京大教授による投稿。
大震災を機に災害対策のための公共事業の重要性がメディアで取り上げられる機会が増えたことを評価したい。
藤井教授は土木工学の教授なのだが、私が藤井教授の取り組みに注目したのは、この「コンクリートから人へ」が前回の総選挙を控えキャッチフレーズとして世の中を席巻していた時。
それは、「教育と土木」というテーマでシンポジウムの開催を仕掛けた人物であったこと。
藤井教授によると、教育基本法が改正され歴史・伝統・文化を大切にする教育が記されたことを指摘し、地域の土木の歴史はまさしく日本人が自然災害と戦ってきた歴史そのものだ。だからこそ教育にも先人の努力も含め教育現場でもしっかりと教えるべき、との主張であった。
私は、この主張は傾聴に値すると考え、早速文部科学省にも働きかけシンポジウムへの協力を要請した経緯がある。
例えば札幌のある小学校では副教材として、いかに土木事業(公共事業)により、地域に住む人たちの安全が確保されるようになったかの歴史を教えているとの事例なども紹介された。
藤井教授のような正論を主張する専門家が大いに活躍することを期待する。