古屋圭司通信

IMG_4213.JPG 東京-大阪を結ぶリニア中央新幹線構想について、岐阜県など沿線九都府県でつくるリニア中央エクスプレス建設促進期成同盟会(会長・神田真秋愛知県知事)は二十一日、冬柴鉄三国土交通相に対し、構想実現に向けて全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画から整備計画へ早期格上げするよう要望した。
 整備計画への格上げのために現在実施中の地形、地質調査を速やかに完了し、供給輸送力など残りの四項目の調査についても早急に実施するよう要望した。
 同行した超党派のリニア中央エクスプレス建設促進国会議員連盟で幹事長を務める古屋圭司元経産副大臣(衆院岐阜5区)は、リニアと他の整備新幹線が整備を進める上で競合することに関し「政治的な判断が必要。二〇二五年から逆算すると時間がない」と述べ、二五年を目標に首都圏-中京圏での営業運転を目指すJR東海を後押しするために整備計画への格上げを求めた。(11/23岐阜新聞)

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19_10_18.JPG 昨日、毎年秋に行っている直轄砂防を有する中津川市、多治見市の市長、土岐市の副市長が上京され東濃砂防協議会として国土交通省・財務省に要望を行いました。今回は恵那市長、瑞浪市副市長も上京してもらい選挙区全部の行政のトップが一つに結集して道路網整備の要望も行いました。
 要望後、国土交通省の中野砂防計画課長(土砂災害と異常気象)下保国道防災課長(道路行政を取り巻く状況)からそれぞれ講演頂きました。それに対して、各市長からも“断層の交差点”と言われるほど複雑で軟弱な地盤の木曽川・土岐川水系の砂防に関して更なる充実や最近の異常気象と災害との関係住民の避難勧告の発令時期、また道路財源の必要性とその意義、国道19号バイパスや東濃西部都市間連絡道路建設構想等の地域の現状等を伝え、国と地元共に有意義な情報交換をする事が出来ました。地域にとって道路は、産業政策でもあり、雇用政策でもあるのです。効果的な道路の充実は企業の誘致にも繋がるのです。
 隣接する行政の長が一体化して社会資本の整備や充実を要望していくことは全国でも稀有な例ではないかと考えられます。それ故今回、国土交通省の幹部の方々も住民の安心・安全や生命・財産、経済の活性化を訴える地域の声を一層真摯に受け止めて頂けたものと思います。
 今後もこうした東濃5市が言わば一つの行政体としての活動を組織し、先頭に立って厳しい緊縮財政のなかでいち早く国から情報を得て、効果的に適材適所に地元の発展・活性化に反映できるよう地域の代表として、今後とも責務を果たして参ります。

IMG_4072.JPG  岐阜新聞(2007年11月3日朝刊)

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IMG_3628-2.JPG 私が事務局長をつとめております「正しい日本を創る会」(会長:平沼赳夫先生)におきまして、真の保守政治を確立するための政策提言としてまとめた「日本の正道」(PHP研究所)を出版いたしました。
 本会は昨年の四月に発足、政策理念で同じ考えを持った国会議員・前議員が集まり、様々な専門的知識をお持ちの講師をお招きして、約一年の間に十九回の勉強会を行い議論してきました。本会の設立趣旨やメンバーなど、詳しくはHPをご覧下さい。  「正しい日本を創る会
 本会は、「正しい歴史認識」ということを大きな目的としてスタートしました。そして、日本の将来や尊厳のために重要な問題となっている、皇室典範や北朝鮮の拉致問題、人権擁護、憲法改正、教育法改正、靖国問題に象徴される対アジア外交など、各テーマをメンバーにより選定し、有識者の問題提起を交え意見交換を行い、議論を深めてまいりました。
 皆様、是非ご一読頂ければと思います。

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19_5_21.JPG「日本の息吹」平成19年6月号にてインタビューを受けましたので、発行元より許可を得て転載いたしました。
 新憲法制定促進委員会準備会座長 古屋圭司衆議院議員に聞く。
 国民投票法案の修正、超党派議連による新憲法の大綱の発表など、その中心的役割を担った古屋議員に聞いた。
●最悪の事態は回避できた国民投票法案
― 護憲派を利しかねない危険性のあった国民投票法案について、その最終修正を勝ち取られました。
古屋◆最低限の再修正ができたと認識しています。経緯を振り返ってみますと、憲法を改正するためには、憲法九十六条にある国民投票を規定する法律をつくらなければならない。衆議院の憲法調査会でも未だにその法律がないことは国会の不作為であるとの意見が大勢を占め、護憲派の人達からも反対はあまりなかった。

(さらに…)

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19_5_14_2.JPG 安倍晋三首相と考え方が近い古屋圭司元経済産業副大臣ら自民党の中堅・若手保守派が存在感を増している。今月中旬には「価値観外交を推進する議員連盟」を設立し、党内の政策論議をリードする構えだ。
 自民党内では歴史認識や北朝鮮問題をめぐり、拉致議連などの議員グループがタカ派的な党内世論を形成してきた。しかし、昨年九月の安倍内閣発足後は、議連の中核を担ってきた首相や中川昭一政調会長が政権運営、党運営に専念せざるを得なくなり、活動は停滞していた。
 そこに登場したのが、首相や中川政調会長と気脈を通じる古屋氏。「郵政造反組」の古屋氏は離党を余儀なくされていたが、昨年十二月に復党。若手保守派と連携し、党政務調査会の会合で持論を展開するようになる。
 特に、古屋氏らが注目を浴びたのは、国民投票法案(憲法改正手続き法案)の与党修正案と、離婚後三百日以内に生まれた子は一律「前夫の子」とみなす民法規定の見直し問題だ。
 国民投票法案をめぐっては、当初の与党修正案で、国家公務員法、地方公務員法上の政治的行為の制限規定を「国民投票運動では適用しない」としたことに「労働組合が組織的な反対運動をする」などと反対。最終案で「適用除外」の条文を削除させた。三百日規定見直しでも、部会で「拙速だ」などと反対論を展開し、特例新法の今国会提出見送りに追い込んだ。
 新議連は、こうした保守的政策を推進するために党内保守派を再結集する。会長に就任する古屋氏は「首相と価値観を共有する人たちで、しっかりとしたグループを作っておくことが大切だ」としており、「非安倍」を標ぼうする加藤紘一元幹事長らのアジア外交関係の議員グループに対抗する狙いもある。

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19_5_3.JPG 超党派議員、新憲法大綱案
 超党派の保守系国会議員有志による「新憲法制定促進委員会準備会」(座長・古屋圭司自民党衆院議員)は2日、現行憲法を全面改正する「新憲法大綱案」をまとめた。同会は近く委員会を発足させ条文化作業に入る。
 大綱案は憲法9条を改正し、侵略戦争を放棄し、「防衛軍」の保持と集団的自衛権の行使を容認した。武力攻撃やテロ、大規模災害の際に、首相に一時的に非常措置権を与える国家非常事態条項を盛り込んだ。
 「国家の主権、独立および名誉を護持し、国民の生命・自由・財産を保全することが国家の最重要の役割」とし、国の領域保全や資源環境の保護を促す国益条項の創設も打ち出した。
 天皇は、象徴天皇制を維持しつつ「元首」と明記。昨年の皇室典範改正問題の混乱を踏まえ、現行憲法で「世襲」(第2条)と定める皇位継承について、「皇統に属する男系男子」の要件を加えることを提唱した。
 憲法前文については「歴史や伝統的な価値観など国柄を明らかにするものでなければならない」と主張。国民主権の議会制民主主義▽基本的人権を尊重し、国民は権利や自由を公共に役立てる▽国の主権・独立・名誉の擁護と世界平和の希求―などを、国の基本原理とした。
 準備会のメンバーは自民党の萩生田光一、今津寛、民主党の松原仁、笠浩史、国民新党の亀井郁夫、無所属の平沼赳夫各氏ら25人。3日に都内で開かれる民間憲法臨調の公開憲法フォーラムで、大綱案を正式発表する。

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19_4_27.JPG 「夢だと思っていたのに、実現するなんてすごい!」。リニア運行への大きな一歩が踏み出された二十六日、計画ルート沿線からは、政財界や一般市民を問わず、歓迎する声がわき起こった。
 「目標年次を明示されたことは、実現への前進を意味する」と高く評価したのは、沿線自治体でつくる「リニア中央エクスプレス建設促進期成同盟会」の会長を務める神田真秋・愛知県知事だ。
 「リニア中央エクスプレス建設促進国会議員連盟」の幹事長で、リニア新駅を誘致する岐阜県東濃地方選出の古屋圭司衆院議員(岐阜5区)も「二0二五年をいかに前倒しするかが政治の役割」と、今にも走り出しそうな勢いだ。
 リニア停車駅の誘致に向けて二十億円を目標に基金を積み立てている三重県亀山市の田中亮太市長は「非常に力強く感じている」と声を弾ませた。「リニア中央エクスプレス建設促進飯伊地区期成同盟会」の会長を務めるなど推進に積極的な長野県飯田市の牧野光朗市長も「近い将来の姿が見えてくるような発言を心から歓迎する」。岐阜県中津川市の大山耕二市長や長野県松本市の松本商工会議所の井上保会頭(64)のように、リニアの通過ルートとなる可能性がある地域の代表たちは「早期建設に向けた運動を今後も一生懸命やらなければ」などと、決意を新たにした。
 
 市民の夢も膨らむ。三重県四日市市山城町の公務員水野義隆さん(40)は「もし四日市にも駅ができたら家族旅行だ。飛行機並みに早く着くのなら、少々お金がかかっても平気」と語り、中津川市本町の主婦小林久美子さん(45)は「東京まで三十分で行けるようになるなんてすごい。二〇二五年よりもっと早く、とお願いしたい」と話した。
 期待と逆風の45年

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19.4.24.JPG 親安倍VS反安倍 参院選後にらみ
 夏の参院選後の政局をにらんで、国会議員の政策勉強会である「議員連盟」の動きが活発化しつつある。議連は党派を超えて同志を募ることができるため、昔から政界の多数派工作に利用されてきた。実は安倍晋三首相の“十八番”の戦術でもある。首相批判の急先鋒の加藤紘一元幹事長らも議連の活動に熱心に取り組んでおり、議連を使った主流・反主流の駆け引きは今後ますます激化しそうだ。
 「われわれは外交非主流派だ。安倍内閣の外交政策を正そうとしている」
 山崎拓元副総裁、古賀誠元幹事長との「新YKK」による安倍包囲網構築を目指す加藤氏は22日の民放番組でこう言い切った。
 加藤氏は昨年夏、「アジア外交・安保ビジョン研究会」(アジビ研)を設立。月1回ペースで、首相の外交政策に批判的な講師を招き、勉強会を続けている。加藤、山崎両氏は27日からアジビ研のメンバーらとともに中国、韓国を訪問。首相の訪米牽制を狙う。
 内政課題でも、野田毅元自治相が「真の地方財政の確立を考える会」を設立した。首相の経済成長を重視する財政・社会保障政策に批判的な勢力も水面下でさまざまな勉強会を続けている。
 議連は自民党内で無数にあり、多くは業界団体などをバックにした議員親睦会にすぎない。しかし、参加に党派の拘束を受けない上、活動を通じてメンバーに同志的な結束が生まれるため、党内で賛否が二分するような案件では、議連が政局のカギを握ることも少なくない。
 
 歴史的にみても、首相が属した町村派は、故福田赳夫元首相が昭和35年に反主流派を束ねて設立した議連「党風刷新連盟」が源流といわれる。津島派のルーツである「経世会」も、故竹下登元首相を中心とした勉強会だった。平成17年の郵政解散では「郵政事業懇話会」が郵政民営化反対派の拠点となった。
 安倍首相も議連活動に熱心で、9年に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(歴史教育議連)や超党派の拉致議連などを相次いで設立。これが頭角をあらわす契機となった。
 
 その後も自民、公明両党の「人権問題懇話会」が人権擁護法案の成立を目指すと、反対派議員らが「真の人権擁護を考える会」を結成して対抗。小泉純一郎前首相の靖国神社参拝をめぐっては、反対派の野田氏らが靖国問題勉強会で活動を始めると、参拝を支持する若手議員らが「平和靖国議連」を使って首相の参拝を後押しした。昨年の総裁選では「再チャレンジ支援議連」を発足し、福田康夫元官房長官を擁立する動きを封じた。
 安倍首相はこうした議連の「効用」を熟知しているだけに、加藤氏らの動きに神経をとがらせる。加藤氏のアジビ研の動きを牽制するように、首相と親しい古屋圭司衆院議員が「価値観外交を推進する議員連盟」の設立を決めた。中川昭一政調会長も顧問に就任する予定だ。この議連が、アジビ研の動きにどう抵抗していくかが注目される。
 自民党の主な議員連盟

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19_4_19.JPG 水戸黄門一行を陰で支える風車の弥七。ここぞという場面で風のように現れ、ひと仕事終えると、また風のように去っていく。黄門さまにとって非常に心強いお助けマンだ。「頼りない首相」イメージを払拭し内閣支持率を反転上昇させようと、「安倍カラー」発揮に懸命な安倍晋三首相の周辺にも最近、弥七が出没するようになった。
        
                              週刊文春(4/19) 「THIS WEEK」
 昨年十二月に自民党復党を許された郵政造反組の一人、衆院岐阜五区選出の古屋圭司議員がその人。首相の母校・成蹊大の一年先輩で当選六回、五十四歳。首相が保守派の「同志」と頼む兄貴分である。
 「古屋氏は党内外の厳しい視線を意識し表だった言動を控えていましたが、憲法改正手続きを定める国民投票法案の修正問題で”沈黙”を破ったのです」(政治部記者)
 衆院憲法調査特別委員会の中山太郎委員長らは三月下旬、民主党の主張を取り入れた与党修正案をまとめ、執行部に国会提出の了承を求めた。憲法改正を実現するには民主党の協力も必要、できるだけ溝は埋めておいた方がいいとの判断だったが、古屋氏は中川昭一政調会長に強硬にねじ込んだ。「国家、地方公務員法の『政治活動の制限』を適用しないなんてとんでもない。自治労や日教組の組織的な反対運動を許し、憲法改正阻止の国民投票になってしまう」。それはそのまま首相の考え。結局、公務員法の適用除外は与党修正案から削除された。
 第二弾は女性の再婚禁止期間の短縮問題。与党のプロジェクトチーム(PT)は四月三日、離婚後三百日以内に生まれた子を一律「前夫の子」として扱う民法規定の見直しと合わせ、現行六カ月の再婚禁止期間を百日に短縮する特例新法を提出する方針を確認した。三百日規定はともかく、再婚禁止期間短縮は、離婚を奨励する結果になりかねない――伝統的な家族観を重視する首相の本音はノー。すかさず弥七が動いた。「子どもの戸籍問題と別次元の話。緊急を要する話ではない」と先送りを主張、中川氏にも協力を求め抑え込んだのである。
 「古屋氏は外交問題でも、五月に自身を会長とする『価値観外交を推進する議員連盟』を旗揚げし、親中派の加藤紘一元幹事長らとやり合う構えのようです」(前出・記者)
 ますます張り切る保守派の弥七。首相も意を強くしている様子だが、党内には不快感を示す向きも少なくない。吉と出るか凶と出るか。

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 インターネットTV 「超人大陸」のカルショック・インタビューにて、出演を致しました。
 インターネットにて無料でご覧になれます。
 
 ◇放送内容
    夢のある話をさせて下さい
     -リニア新幹線の運行実現へ-

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