リニア中間駅負担に結論!!
カテゴリー:リニア新幹線
2011年11月22日
リニア建設にあたり、懸案であった中間駅の費用負担について、JRが全額負担を決定した決断を高く評価したい。
岐阜において350億といわれていた地上駅の負担問題はこれで基本的に解決したことになる。
これからは、リニアを活用して東濃地域の将来像を作り上げていくことが我々の責務だ。
単に地域の利便性を謳うのではなく、岐阜県や東海地区そして日本の将来のためにどのような役割をはたすことができるか、そのためにはどのような具体的な施策が必要かを決定して、それを実行していくことに尽きる。
私も、その中心的役割を果たしていきたいと念じている。
かつて、首都機能移転の議論があったが、東京直下型地震や東海沖や東南海地震が想定される今、バックアップ機能としての首都機能の分散も議論していかなくてはいけない。リニアはその検討の際の大きなツールになることは間違いない。
本日朝に知事との懇談の機会があった。
2030年の岐阜県の姿を既に発表しているが、そこには人口が170万人まで減少すると予測されている。しかし、リニアを最大限活用すればその人口減少を食い止めるだけではなく、増加をも可能となるというようなダイナミックな中長期ビジョンを策定してほしいと、私から知事に要請した。