6月5日(水)午前、議員会館において、恒例となったリニア中央エクスプレス建設促進国会議員連盟(超党派)とリニア中央エクスプレス建設促進議員連盟(自民党)の合同総会が開催されました。今年からは民主党リニア議連も参加(本年4月に設立)し、3団体合同での開催となりました。国会はねじれ国会ですが、リニア建設推進に関しては与野党一致協力して取り組む体制が整いました。
総会には例年通り、国土交通省、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR東海、鉄道総研の代表が出席し、沿線都道府県知事で作る建設促進期成同盟会からは神田愛知県知事、古田岐阜県知事、横内山梨県知事も出席し、我々議連対し、大変熱のこもった要請がありました。
会議では冒頭、幹事長である私から議連の名称変更の提案を行い、全会一致で承認され、それぞれ「リニア中央新幹線建設促進国会議員連盟」「リニア中央新幹線建設促進議員連盟」と変更しました。この「中央新幹線」という名称は、全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づく名称であり、議連がこの名称を使うことにより、リニア実現に向け大きく前進することになります。
JR東海は、この全幹法適用による建設を目指しており、まさに議連とJR東海が一体となって建設に邁進することとなります。
そして、この全幹法適用の第一歩となるのが、5項目による調査となります。現在は「地形・地質調査」の指示のみが国土交通大臣よりJR東海に対し出されていますが、あとの4項目の調査指示が、喫緊の重要課題となっており、議連の決議の第一項もこの問題を取り上げています。
今年中には「地形・地質調査」の報告がなされる予定であり、国土交通大臣より残り4項目の調査指示が出されることが現実のものとなってきました。
この5項目調査が完了すると、交通政策審議会を経て国土交通大臣よりJR東海が営業並びに建設主体に正式に指名されます。その後環境アセスメントが実施されると本格的な工事が始まります。リニア中央新幹線は2025年の開業に向け着実に動き出しました。我々も全力で応援していきます。
*参考:岐阜新聞
コメントは受け付けていません。