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6日の午前中に日本を発って、ワシントンの当日の朝11時に到着。
飛行機を乗り換えてNYに向かう。
14時過ぎにNYに到着してからNJ州のパリセードシティに到着。
この街は韓国系米国人が50%を占めており、その影響で組織的に日本を批判する言われなきキャンペーンが横行している。
具体的には「戦時中に日本軍そして日本政府により、韓国の若い女性を20万人拉致(Abduct)して、強制的に性奴隷として働かされた・・・」というモニュメントを建立。
これは全く事実とは異なる。
既に日本政府や学者などの詳細な調査により判明している。かつて日本の中学に教科書にも「従軍慰安婦」なる言葉が記されていたが、既に中学教科書には記述されてない。
これは歴史的に間違っているからである。
戦時中の「性」の問題は古今東西問わず存在していたが、政府が強制的に人を拉致して働かされたなどという事実は全くない。あくまでも当時の世界では認められていたいわゆる戦地での「売春婦」の存在だ。
私は「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会長として、山谷えり子、塚田一郎、竹本直一議員とともに市長、議長、民間団体らと2時間以上に亘り議論を展開した。彼らは、20万人を軍が強制的に連行した事実は、一部の学者(かなり左寄りの)の主張を根拠に事実だと言い張り、我々は政府の調査結果や当時の新聞記事や証言などを具体的に示した。
全くの平行線で終わったが、このような運動が韓国はもとより北朝鮮の陽動作戦の一環として米国までにその範囲を広げていることに危機感をあわらにした。
在米日本大使にもその深刻さを伝え、全米に広がる韓国系米国人が多く住む町に対して議会や市長などに事前にしっかりと説明すべきと強く要請した。
<二日目>
時差ぼけで朝がちょっと辛い。
7時に起床して8時発の鉄道でワシントンに向かう。
車中でキッシンジャー元大統領補佐官に出会う。彼は、歴史に残る最強の補佐官で、ニクソン大統領が米中国交回復したときの歴史的役割を果たした。
我々の訪米目的を伝えた。
拉致問題は承知されており日本の政府認定が17人であることも承知していた。但し、最近の調査で米国人が中朝国境付近が2004年に拉致された可能性が高いことを伝えたがそれは承知されていなかった。
11時前にワシントンに到着して国務省のキャンベル国務次官補、デービーズ北朝鮮特別代表、キング北朝鮮人権問題特使、コーエン財務次官らと精力的に会談。
私からは、米国人のスネドン氏の拉致可能性について指摘。
新たな情報を提供して、もしこれが事実なら自国民が拉致された以上は米国としても拉致問題は他人事ではなく米国のプライドにかけて被害者を取り戻すために手段を選ばすに実行するのが米国の正義だと、訴える。
まだ、米国政府は拉致を認めたがらない雰囲気がある。
明日からの上下両院議員の面会、特にスネドン氏の出身地であるユタ州の議員には強く働きかけて米国政府に議会を通じて圧力をかけて拉致問題を広く米国民が認識するようにすることだ。
そうなれば、拉致問題は日米が真の連携と強力が可能になり、解決に向けて動き出す可能性が高いと信じたい。
去る4月18日に開催された米国下院公聴会においても、米国政府は北朝鮮の核、ミサイルだけではなく拉致問題も政策の中心にすえるべきとの発言が複数の議員からだされており、もし米国人の拉致がはっきりすれば米国は今の対応ではとても米国民も許さないだろう。
夜は、大使公邸にて大使らと意見交換する。