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今朝、私が会長を務めるウイグル国会議員連盟を開催した。
5月にラビア・カーディル総裁も来日して日本で開催した世界ウイグル会議代表者大会の報告をウイグル協会から受けた。
大会では世界中のメディア70社以上が参加し、ウイグル会議がこれまで世界中で活動してきた中で最も成果を上げる大会となった。
しかし、大会の直後から、ウイグルでは人権弾圧と疑われる事件が相次いでいる。その報告もウイグル協会から受けた。
外務省は、これらの報告に対して、状況を把握している、課長級の事務レベルや非公式の場で日本としての抗議や意見を述べていると淡々と説明。
また、程中国大使が我々国会議員への内政干渉と思われる内容の書状に対する抗議文を、自民、民主の有志議員がそれぞれ送ったことについても、外務省側は、ローキーでの抗議をしたという返答であった。
このウイグル問題で重要なことは、中国国内で起こっている人権弾圧の事実について、我々が問題提起することは中国に対する内政干渉ではなく、普遍の価値観である人権の問題について大きな疑問を投げかけているということだ。
政府・外務省は、この考えを外交で強く主張するべきだ。
これは日本の弱腰な外交姿勢全般に言えることである。
堂々と主張する国こそ、世界から真に尊敬される国の条件だ。