古屋圭司通信

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来日中のセンゲ首相と朝食会を開催した。

センゲ氏は、ハーバード大学でPHDも取得しているエリートだが祖国のために働こうとダライラマ法王の信任のもと選挙を経て首相に昨年就任。

給料は3万円という。

ダライラマは宗教活動に専念して政治活動はセンゲ氏を中心とした体勢となった。

中国による人権弾圧の背景には、中国による水資源の確保やチベットにおける中国人の優越的地位の確保が透けて見える。

新疆ウイグル地区と共通の問題だ。

ウイグル地区は中国の石油消費の30%近くをここから確保しているという事実がある。

チベット人の要求は、自由な移動や自由な表現、報道を求めているのだ。

既に30代、40代の若者を中心に33人の焼身自殺者が出ているという。

なんとも痛ましい話だ。

午後には、多くの国会議員との懇談会を開催してロンゲ首相の思いを聞いてもらった。

会議室には60名を超える国会議員本人と40名を超える代理の出席があった。

「日本国国会議員有志によるチベット人弾圧に関する決議」を採択して、国会決議としても取り上げられるように働きかけをすることも決定した。

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政府の無責任な津波推計報告

カテゴリー:議員活動

2012年04月03日

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今日の自民党役員会で、指摘をしたことがもう一点。

過日地震による津波高を推計した報告が政府より発表されたが、いかにも唐突感あり。

地震学者による過去のデータだけでなく、地殻変動はじめとする調査をスーパーコンピュータを駆使して詳細かつ総合的に判断したのかも疑問。

このような発表は、パニックを引き起こすことになりかねない。

今度の報告書を見ても50mメッシュで計算したが、4月以降には10mメッシュで推計を行うという。

今日の、自民党国土強靭化委員会でも政府の答弁は、「また津波の推定高が変わることもありえる」との信じられないものだった。

浜岡原発は以前の政府予測に基づき、18mの防波壁工事が佳境を迎えているが、これさえも無意味なものとなりかねない。

政府の無責任さにはあきれるばかりだ。

菅前総理の原発事故直後の冷静さを欠いた前後の見境のない強引な現地視察と同じノリだ。

厳しく追求すべし。

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この期に及んで!?

カテゴリー:その他の政策

2012年04月03日

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今日の自民党役員会で、次の指摘をさせていただいた。

人権救済法案(旧人権擁護法案)が今月20日にも閣議決定されるという新聞報道。

私のメールにもたくさんの反対意見が寄せられている。

先週、民主党の閣僚から私に直接「人権救済法案が閣議決定されそうな状況だから自民党でぜひ反対してほしい。」との要請があった。今回政府が出そうとしている人権救済法案は、かつて自民党内で侃侃愕愕の議論のすえ法案提出をやめさせたものと基本的には変わらない。即ち三条委員会の設置や人権侵害の定義の曖昧さなど本質的な問題はなんら解決されていない。

詳しくは私のブログをご覧いただきたい。

自民党の法務部会では反対の結論をだしているが、速やかに自民党として正式に反対を決議すべきだ。

民主党内がバラバラの中で、この法案を閣議決定するとは法務省がドサクサに紛れて強引にやっているのか。何せ民主党の中では、保守派の議員は反対を表明しているが、党内でまともな議論がなされたことはない。

ここでも政権与党の当事者能力の欠如が明白である。

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忙中閑あり

カテゴリー:クラリネット, 憩いのひととき

2012年04月03日

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先日、私の趣味であるクラリネット演奏の発表会に出てきました。

音楽仲間の主催する発表会でしたが、久しぶりの本番だったのでかなり緊張。でも楽しいひと時でした。

演奏した曲は、モーツアルトのクラリネット協奏曲。

オーケストラのパートはピアノに編曲しての演奏。全楽章を演奏すると30分近くかかります。ホテルのバックグラウンド音楽などで多くの人が耳にするモーツアルトの中でも最高の名曲です。

クラリネットを演奏する人にとっては一番大切な曲ですが、何せ演奏はごまかしが利かないし、基礎がバッチリでてしまう難曲です。

実は、今年の11月に還暦を迎えるので、その記念にサントリーホール(小ホールですが)でオーケストラをバックにこのモーツアルトに挑戦します。

ちょっと無謀かなと思いつつも一生に一回の記念なので思い切ってやってみます。

10年前に衝動的にクラリネットを始めましたが、そのきっかけはコンサートで聴いたこの曲に感動したからで、それ以来還暦を迎えたときには絶対に演奏してみようと目標にしていました。

練習はもっぱら早朝か深夜。近所迷惑にならないようちゃんと簡易防音室を置いています。

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今日の産経新聞の正論への藤井聡京大教授による投稿。

大震災を機に災害対策のための公共事業の重要性がメディアで取り上げられる機会が増えたことを評価したい。

藤井教授は土木工学の教授なのだが、私が藤井教授の取り組みに注目したのは、この「コンクリートから人へ」が前回の総選挙を控えキャッチフレーズとして世の中を席巻していた時。

それは、「教育と土木」というテーマでシンポジウムの開催を仕掛けた人物であったこと。

藤井教授によると、教育基本法が改正され歴史・伝統・文化を大切にする教育が記されたことを指摘し、地域の土木の歴史はまさしく日本人が自然災害と戦ってきた歴史そのものだ。だからこそ教育にも先人の努力も含め教育現場でもしっかりと教えるべき、との主張であった。

私は、この主張は傾聴に値すると考え、早速文部科学省にも働きかけシンポジウムへの協力を要請した経緯がある。

例えば札幌のある小学校では副教材として、いかに土木事業(公共事業)により、地域に住む人たちの安全が確保されるようになったかの歴史を教えているとの事例なども紹介された。

藤井教授のような正論を主張する専門家が大いに活躍することを期待する。

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