ホテルを出発して岩手県内の砂防視察に。

まずは、シガクラ沢砂防堰堤の工事現場へ。本年中には完成予定だが、高さ30メートルほどの迫力ある堰堤。21万立米の土砂を受け止めることができるので、大災害でも安心だ。

次の視察は同じく工事中の竜川第二砂防堰堤。既存堰堤の横に嵩上げの上堰堤を増設。これにより計画捕捉量は2万立米から11万立米へ。過去の災害の教訓から大幅増強を図った。

その後は岩手県を北上し3番目の視察は小水無沢砂防堰堤。既に平成24年に完成したものだが、翌年の台風18号では大量の土石流が発生したものの、この堰堤が流木や土石流を見事に食い止め下流民家には被害が生じなかった。もちろんその当時の流木等は撤去されて機能を回復しています。

ちょっとここで、その現場の説明写真を1枚。何と「プータロ村」の表示見えますか＾―＾。フィンランド語で木の家という意味だとか。

最後は宮沢賢治の童話から名付けられた「イーハトーブ火山局」へ。火山防災対策の情報拠点として多くの来客者があるそうです。

というわけで、移動時間もかかりましたが、半日余りかけて視察し改めて実感するのは砂防堰堤の効果。ダムは皆さんが身近に見ることができますが、砂防堰堤は山奥に設置されているケースが殆どでいわば「縁の下の力持ち」的役割を果たして下流の住民の財産や命をまもっているのです。地域の自治体や学校でも積極的に視察に行ってほしいものです。

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砂防事業促進議員連盟（会長：鈴木俊一、会長代行：古屋圭司）にて岩手県に視察。ここ2年は新型コロナの影響で視察を控えていたが、感染防止を徹底して今年は実施。

意外と知られていませんが、日本の砂防事業は100年以上の長い経験の末、砂防堰堤などにより災害を未然に防いだり、被害を最小限に抑える効果により、結果として地域に住む住民の生命と財産を守っているのです。
因みに私の地元中津川市の国交省四ツ目川直轄砂防事業は、かつては「暴れ川」と揶揄される川だったが、長年の対策により今では「美しい水辺空間」を実現しているのです。
また、海外にも日本の砂防技術が紹介されており、国際貢献にも役立っているのです。

今日中に岩手に向かい、明日朝から添付資料の通り視察する予定です。
台風11号が心配されるので、あらかじめ政府に非常災害対策本部や緊急災害対策本部が設置された場合は、視察中止も含めて対応することは申し上げるまでもありません。

午前中には、紀伊國屋書店新宿本店にて開催された「台湾ブックフェア」のオープニングセレモニーに日華議員懇談会会長として出席し挨拶。

紀伊國屋は、台湾の台北・台中・高雄にも支店を出して、日台交流強化にも協力していただいてます。
先週に訪台したことを引用して、如何に日本と台湾が連携強化することが大切かをお話する。紀伊國屋はASEAN諸国には積極的に展開していますが、中国にはありません！因みに高井会長は成蹊学園の先輩です。

午後の新幹線にて地元に向かい、恒例の「東濃議員懇話会」（私の選挙区内の同志市議会議員により構成）総会に出席し講演予定でしたが、途中掛川ー浜松間で大雨により、新幹線がストップ。やむなく延期としました。

久しぶりに夜にコンサートを鑑賞してきました。
チラシを載せます。
私のクラリネット大師匠や師匠、そして私主催のミニコンサートでも我がままを聞いて演奏いただく先生方も出演。日本のクラリネット界のレジェンドが勢ぞろいのコンサート。
「忙中閑あり」で堪能しました！
比べるのは僭越なのはよくわかっているのですが、異次元の世界の演奏は「さすが」の一言。因みに私は日本クラリネット協会名誉顧問を務めています。

昼には、萩生田党政調会長や山田宏議員と「国民皆歯科健診」の実現に向けての工程表を元に、今後の取組みについて詳細に打ち合わせを行う。
昨年総選挙前に私が会長を務める「国民皆歯科健診実現議員連盟」にて取りまとめた提言を、政権公約にも盛り込み、総選挙後には党内にも検討組織を立ち上げたが、3年後の実現を目指して丁寧に取り組む。
あえて誤解を招かないよう指摘したいのは、これは歯科医師のための取組みではなく、毎年増加する社会保障費を合理的に圧縮し、国民皆保険を如何に維持するかという視点に立って取り組んでいるのだ。
歯を含む口腔の健康は、結果として健康寿命を延ばすことにつながるのだ。

この他にも、渡辺猛之前国土交通副大臣来訪。

昨日に引き続き、私が会長を務める議員連盟を開催。

今日は「資源確保戦略推進議員連盟」
この議員連盟は、我々が野党時代に当時の与党が資源確保の予算を大幅に縮減したことに危機感を持ち立ち上げたもの。例えばメタンハイドレート開発予算は当時は２0億程度から来年度予算要求は366億に増額されている。
本年からは日米共同で生産実験をアラスカで行い、並行的に志摩半島沖を選定し、来年半ばには簡易生産実験等を行う予定。
「海洋基本計画」に基づき2027年までに民間企業主導による商業化プロジェクト開始を目指す」という目標が掲げられているのだ。日本自前のエネルギー資源を確保することは経済安全保障上も極めて大切だ。

この他にも私が顧問を務める党「国土強靭化推進本部」への出席や、毎日新聞から取材を受けたり、各省庁からのブリーフやヒアリングに充てる。

また、この度当選した漫画家赤松健参議院議員とＭＡＮＧＡ議員連盟の運営等について意見交換。

今日は私が会長を務める３つの議員連盟の総会を開催しました。

まずは「消防議員連盟」総会。
日本が生んだ世界に誇る消防団。
300名近い自民党国会議員が入会しており、総会の際はいつも多くの議員が参加します。
7年前に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」を議員連盟主導により成立させ、消防団の装備や環境整備を推進しています。
今日は、来年度予算概算の説明とともに、議員連盟内に設立した「消防ＤＸプロジェクト」や「中古消防車の海外での有効活用の促進に向けて」提言のフォローアップを行う。
消防ＤＸでは、ドローンの活用による最新の災害情報伝達の取組み等、また中古消防自動車をＯＤＡや草の根支援事業により、途上国など海外への提供について検証。
これは相手国からも高い評価を得ており、費用対効果の大きい国際貢献なのです。

「真の地産地消・地域共生型エネルギーシステム構築議員連盟」においては、太陽光発電や風力発電でも環境や国土保全の観点で規制強化すべきものと、推進すべきものをしっかりと峻別して、法律改正含め新たなルール作りを進めていきます。今日は、その検証含め今後の取組みについて意見交換。

「火山噴火予知・対策推進議員連盟」においては、最新の火山対策について関係省庁からヒアリングとともに、来年度予算について議論。
地震対策とくらべて火山対策は3周遅れであったことや、6年前の御嶽山噴火を契機に、議員連盟を設立してその対策充実を図っています。
ポイントは、関係機関の連携強化や最新鋭技術の活用による予測の高度化等々。

この他にも、省庁からの予算関連等のヒアリングに充てる。

JR東海の名誉会長故葛西敬之氏のお別れの会に参列し献花させていただく。
葛西氏はかつて国鉄改革三人衆の一人としてＪＲ誕生に貢献しただけでなく、故安倍元総理とも同じ方向を向く「保守」の経営者として、経営だけではなく良き理解者として活躍いただいた。ご冥福を祈る。

その後は、議員会館にて消防庁の前田長官他と明日の消防議員連盟（会長：古屋圭司）総会の運営について事前打ち合わせ。引き続き、務台俊介、堀井巌議員と、議員連盟内に設置した中古消防自動車を活用した国際貢献プロジェクトの進捗について打ち合わせ。
今後もＯＤＡや草の根支援を通じて、多くの途上国に日本の中古消防自動車を提供する取り組みを加速させる。費用対効果の大きい国際貢献であり、実際に多くの対象国からは感謝の念が表明されている。

気象庁長谷川長官他来訪。線状降水帯の精度アップについての取組みとそれに伴う予算について。

また、明日夕方開催予定の火山議員連盟（会長：古屋圭司）の事前打ち合わせを行う。

夕方には、「保守団結の会」勉強会に顧問として出席。テーマは「台湾有事は日本有事。我が国の備えとは」。先週台湾訪問した際に、台湾側要人と議論したものだ。

今日は一日議員会館にて、省庁幹部との打ち合わせや来客対応、メディアから取材等テンコ盛りの日。
主だったもののみ報告します。

外務省石川官房長より来年度予算概算要求について説明を受けるとともに具体的要望を伝える。

国交省からは鉄道局平嶋次長ら来訪。鉄道関係の概算について。全国で40路線以上ある赤字路線について鉄道を維持する方策と共に、発想を転換して鉄道敷を道路に整備し、自動運転バスの活用によりコストは大幅に削減でき、ＩＣＴ活用によるオンディマンド運航により結果として利用者利便の向上につながる。併せ検討すべしと要望。

警察庁小島官房長からは、故安倍総理襲撃事件検証結果について報告を受ける。詳細は控えるが、かつて私が国家公安委員長時代にも、要人警備は各都道府県県警に任せている体制への意見もあったが抜本的見直しはなされていなかった。もっと以前から対応していればとの想いは強いが、今後の要人警備の在り方を根本的に見直し再び繰り返すことがないように徹底することが故安倍総理への供養だ。

また、キューバ国ラミレス大使来訪。キューバの国葬参列についての報告等々について。

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昨日夜に台湾から帰国し今日からは東京にて仕事開始。

ご自宅で執り行われた故安倍晋三氏の49日法要にてお参りをさせていただく。なお写真は控えます。

台湾においても、故安倍氏には感謝と追悼の念が全ての要人から表明されました。また本人の希望が叶わなかった故李登輝氏の墓参の際に、家族からことずかった記念品を安倍家にお届けしました。
午前中は、党政調会の「2027横浜園芸博覧会推進特命委員会」に顧問として出席。

かねてから、私はこの博覧会をレべル５の自動運転の実証実験の場として活用するよう進言していた。今般博覧会協会内にも交通アクセス検討委員会の設置が報告されたが併せて当特命委員会内にもプロジェクトチームを設置して連携していくことを決定。

自動運転は2025年のレベル４までは決定しているが、その後のレベル５（完全自動運転）の実施時期等については未定。そこで、この博覧会を活用して自動運転のメリットとデメリットをしっかりと検証し、今後の実用化に向けての指針とする絶好の機会だ。

この他にも党航空対策特別委員会・航空議員連盟合同会議を開催。私は航空議員連盟会長代行を務めています（因みに会長は、岸田総理）。今日は、来年度概算要求や厳しい経営を強いられているローカル空港のうち、いち早く民営化して取り組みを進めている仙台空港並びに広島空港社長からヒアリング。

わたしの選挙区である岐阜県には空港はありませんが、航空政策は国益にも直結する重要な政策故関心をもって取組んでいます。むしろ空港がないからこそ、客観的な政策判断ができると考えています。

午後には、国交省鉄道局奥田技術審議官らとリニア新幹線の静岡工区問題について意見交換。

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