午前中に故フィデル・カストロ邸を訪ねる。ダリア未亡人と4男のアントニオ・カストロ氏が同席。
5年前にもこの私邸を訪問。
思い起こせば国会評議会議長は退任したものの絶大な影響力を保つフィデル故、警備が極めて厳しく車も軍が用意したものに乗り、携帯等は一切禁止。また通訳以外は大使も許可されなかったが、今回は気軽に訪問。
アントニオ氏は日本の乃木神社で結婚式を挙げるなど知日派。野球関係の責任者でもありソフトバンクのデスパイネ選手や中日のマルティネス選手招聘は彼の力添えにより実現。
引き続きアントニオ氏と夫人とともに昼食を楽しむ。
午後には、「アジアの家」にて日本語教室を訪問し生徒らと懇談。若者も多く受講しており日本語への関心が伺える。
その後には、大使公邸にて国営放送のインタビューに答えたあとは、日系人の元JICA研修生との夕食会へ。
彼らは、3世・4世故日本語はほとんど話せないが日本への関心は極めて高い。異口同音に研修の成果を語っていたのが印象的。
というわけで、キューバ二日目も無事終了。
明日は午前中に今般新たに首相に指名されたマレーロ氏へのお祝い方々表敬予定。