３．１１東日本大震災から９年。

昨日は例年の被災地から被害者家族の皆さんにもご出席いただく慰霊祭は、新型コロナ対策の一環で中止に。被災地各地ではそれぞれ被災現場等にて独自の慰霊祭が開催される。例年の慰霊祭に代わり、１４時４５分から総理官邸にて献花式のみが実施され安倍総理から追悼の言葉が。

思えば９年前の３月１１日１４時４６分、私は地元に戻るため東京駅新幹線コンコースで地震に遭遇。駅の耐震は万全となっているものの、私の経験の限りではその揺れは最も激しかった。当然新幹線はストップ。徒歩で議員会館に戻ったが地下通路などから多くの人が地上に出てきたこともあり、道路は歩道一杯に人。また車も全く動かなかった。一時間半ほどかけて議員会館に戻り、テレビで映される悲惨な情勢に言葉を失う。

当時は我々自民党は野党だったが５６０項目を超える提案を当時の与党に提案し与野党協力して実行。９年経った今、復興は着実に進んでいるが、被災者の皆さんの心の傷はまだ癒えていない。これからも、被災地に寄り添いハード・ソフトの復興を進めていくのが我々の責務。我々自民党が政権に戻った平成２４年、私は初代国土強靭化担当大臣として国土強靭化基本法と計画を策定。①平時活用有事機能発揮、②致命傷を負わせない。③被害を最小限に、④成長戦略にもつなげる、を基本理念に毎年その政策が強化されている。

今日は、森法務大臣発言問題で開始が遅れたが、黙とう後、新型コロナウイルス対策として、特措法が衆議院で可決。参議院に送られる。

 明日には成立見込み。引き続き、あらゆる事態を想定して緊急経済対策等を速やかに実施する。

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