今日は一日予算委員会が開催される。質疑はすべて野党側質問で予想通り日本学術会議の任命拒否問題に多くの時間を割く。

夕方には、私が会長を務める日華議員懇談会の役員会を開催。今日は台湾の華僑関係団体から要望を受ける。
華僑関係団体も、ＷＨＯ（ＷＨＡ）に台湾がオブザーバー参加を認めてほしいと要望。かつて馬英九総統時代（国民党政権）はオブザーバー参加を認めていたが蔡英文総統（民進党政権）に代わると中国はオブザーバー参加に反対している。WHO憲章では、健康は世界人類の普遍的原理であり、政治的・人種的・社会的・地理的な差別は明確に禁止ているにもかかわらずだ。

台湾は新型コロナ対策でも見事に感染防止に成功し半年間新規感染者は出ていない。このノウハウを世界は共有すべきだ。だからこそ今日の華僑関係団体の要望でも「もしＷＨＯが初期段階において台湾政府の助言を聞いていたら、ここまで甚大な被害は広がらずに済んだだろうと各国が認めている」という文言は説得力がある。

早速、我々日華議員懇談会も外務省並びに厚生労働省に我々の要望を手交する。これからも米国・英国・フランス・ドイツ・豪州・カナダ・ＥＵはじめ台湾の参加支持を表明している国々と連携してＷＨＯへの働きかけを強化したい。
また、一定の条件のもとビジネスパースンの台湾短期出張へのコロナ対策としての待機緩和を台湾側に求め、台湾の代表所（大使館に相当）の副代表に要望。

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