古屋圭司通信

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民主党の造反反対票は57人。

いよいよ混乱へ。

なぜ、私達自民党が三党合意したか。

今の与党は全く当事者能力なし。何も決められない与党。

自民党が助け舟出したというのが本当のところ。

デフレ状態の中で、増税しても税収はあがらないという歴史的事実と、一方では財政規律への国の覚悟を示さないと世界から見放されるという問題を両方解決するためにやむなく3党合意をしたのだ。

その基本は、3点。

1.名目3%の経済成長率が確実でなければ、2014年4月に消費税を8%にすることを凍結する。(このことはほとんどTVやマスコミでも報道されていない。)

2.低年金・無年金問題は切り離す。(自助、即ち頑張る人を応援するのが自民党の理念。正直者が馬鹿をみる政策とは対極である。)

3.後期高齢者保険は廃止しない。(ネーミングに問題あったが、これにより高齢者医療費の抑止効果がある。知事会などの自治体は廃止反対を訴えている。)

が私達の合意の前提だ。

メディアは、3党が談合で消費税だけを上げると唱えているが、しかし3党合意では、経済成長政策と社会保障政策の実行が示されているのだ。

しかしながら、今日の採決の民主党で分裂に向けて走り出したのが現実。

このような統治能力不全では、ねじれの参議院ではもっと厳しい政局運営を強いられる。

早期に解散をして、国民に信を問うべし!!

“社会保障一体改革法案関連法案が衆議院で採決” への1件のフィードバック

  1. 偏向報道やめろ! より:

    初めまして。県下在住の者です。さっそくですが質問です。
    件の一体改革法案ですが、ブログで述べられている景気条項は法案に明記されているのは
    間違いないんですよね?TVニュースではこの事に全くと言っていいほど触れておらず、非常に不安を感じております。自分でも衆議院のHPで確認をし、法案の18条に明記されているのは確認したのですが・・・
    最近、メディアの情報操作が顕著になっており判断が揺らいでいる部分がありますので・・・

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