【市役所移転について、ぜひ多治見市民が真剣に考えてほしい！】
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2023年03月29日
【市役所移転について、ぜひ多治見市民が真剣に考えてほしい！】
27日に行われた二人の市長候補の討論会で本庁舎移転建設のスタンスの違いがはっきりした。
山本氏の考えは「建設白紙！」と明確。
市役所移転は古川現市長の一丁目一番地の政策。その後継である高木氏は推進のはずが中途半端な説明。
地元新聞の記事は、「古川市長は支離滅裂と、市役所移転白紙に批判。」しかし古川市長こそ支離滅裂ではないか。
何故なら
１．国の支援事業は既に終了し延長もしない。理由は、期間限定で率先して手を挙げた自治体の支援が目的であるため。
２．さらにこの支援事業は既に耐震実施した庁舎や耐震基準0.6を超える庁舎は対象外。因みに多治見市庁舎は0.63でありかつ耐震済み⇒対象外。
３．市議会は移転を承認したが、上記事実を市議会に正確に伝えていなかったことから承認の前提が崩れている。
４．防災拠点は既に建設済みの北新庁舎や、国で承認された多くの公共施設で対応できる。
５．今後はDXの推進により市民は市役所に行かなくてもリモートで住民サービスを受けることができる。
だからこそ山本候補予定者は「白紙見直し」を主張しているのだ。予想される80億円の建設費、国の財政支援も受けられないことが明らかになった以上、この巨額財源を県や国と連携して渋滞解消や子育て支援に活用するという主張に私は賛成だ。
ぜひ多治見市民が真剣に考えてほしいテーマだ。
