古屋圭司通信

レバノンに逃亡中の元日産CEOカルロス・ゴーン被告について。

ご記憶の方も多いと思うが、2019年逮捕されたゴーン被告が保釈中に大型ケースの中に潜んで違法に日本を脱出し母国であるレバノンに逃亡した事件。

レバノンと日本は犯人引き渡し協定の条約が締結されていないため、レバノンに堂々と滞在している。かつて私は1990年代末に元総理の森喜朗氏や故安倍晋三氏、河村建夫氏らと内戦終焉直後のレバノンを訪問したこともあり、それ以降日本・レバノン友好議員連盟を設立し森元総理が引退後は後を継いで私が会長を務めている。

2014年以降は活動を停止していたが、日本にとって屈辱的ともいえるこの事件を解決しゴーン被告を日本に引き渡す為にあらゆる視点から活動を再開したい。

今日は、法務省と外務省の担当者から過去の経緯等をヒアリング。2020年以降も政府高官(副大臣、政務官)が何度かレバノンを訪問しているが全く暖簾に腕押しの状況で進展していない。今レバノンは、首都ベイルートの大規模爆発や政情不安により事実上の暫定政府でかつデフォルト状態。かつてレバノンのベイルートは「中東のパリ」と呼ばれ観光や食事が評判だったのだ。このような状況だからこそ逆にこの問題を解決するチャンスでもある。

そこで、議員連盟のメンバーを強化し再立ち上げを行いこの問題に真正面から取り組んできたい。DSCN013420230921140913_00001

 

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