台湾最終日。
今年でリモート参加も含め6年連続で出席している「玉山フォーラム」(ユーシャンフォーラム)にて、日華議員懇談会会長として英語で基調講演をさせていただく。
このフォーラムは蔡英文総統や今年はオーストラリアの元首相であるモリソン氏などが参加する台湾ではもっとも権威のある外交経済政治フォーラムの一つ。
その後は、台湾高鐵の理事を務め台湾を代表する経済人である黄茂雄氏と昼食を兼ねて意見交換。
台湾高鐵(新幹線)追加新車両納入について、我が国のJR・日立東芝連合を推していただきシーメンス社を退け本年3月に指名された。
黄茂雄氏は慶応大学卒業で、真の知日派でもあり何かとごご協力いただいた。
その後は、空港に向かい帰国の途へ。
夕方に羽田空港に到着後は斉藤正行氏が会長を務める「全国介護事業者連盟」の総会に出席し激励挨拶をさせていただく。
7日から11日までかなりのハードスケジュールによる台湾訪問だったが、双十節には史上最高の50名の日本側国会議員の参加を得て台湾メディアも大きく取り上げるなど、大成功を収める。また台南の八田與一氏記念公園や水道博物館見学など、100年にわたる日本の貢献が今でも台湾から感謝されていることも多くの参加議員が実感できたと思う。
この他にも蔡英文総統はじめ、多くの要人との会談も行い、日台友好と信頼の絆の更なる強化や共通の価値観を持つ国々が連携して台湾の民主主義・法の支配・基本的人権を守り抜く大切さを多くの関係者と共有できたのでは。