台湾最終日。
頼清徳台湾新総統の就任式典に参列。
まずは、午前9時からの就任に伴う宣誓式典に参列。各国代表や政府機関代表など100名ほどの参列。10分ほどの時間だが挨拶等もなく厳粛な雰囲気で終了。
その後は、総統府前に特設された会場に移動し、頼清徳新総統の演説を聞く。基本の政治理念は蔡英文前総統の路線を継承しているが、共通の価値観を持つ国々の連携強化や台湾のアイデンティティについては新たな表現も。
開場前広場には、数千人の市民が。
その後は、総統府内にて日本代表団のみと昼食会を開催。多くの海外代表団が参列しているが、10月の双十節も含め昼食会は日本とのみ。日台信頼と絆の象徴だ。
私からは、「台湾海峡の安全と平和維持は世界の共通課題だ。自由・民主主義・法の支配・基本的人権の尊重という普遍的原理を共有する国々が連携し、絶対に台湾有事を起こさせてはならない。正式な国交がない日本と台湾では、議員交流である日華議員懇談会が今後も重要な役割を果たす」と日台間の信頼と絆を強調。
昼食後は、一時間ほど台湾内外の記者との会見を行う。関心の高さを象徴して多くの記者が出席し多くの質問が。
松山空港に向かい帰国の途へ。
松山空港は台北市内から20分程の近距離にあり羽田と並んで世界でも首都圏から最も便利な空港だ。
羽田には午後11時前に到着予定です。というわけで、出発前の台北松山空港内で原稿を上げました。